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太平洋戦争3(昭和18/1943)
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作詞 横山隆一
作曲 古賀政男

(ビルマの巻)
「兵隊さん兵隊さんあれなあに」
「あれは鐘の音夕暮れの金のパゴダよ鐘の音よ」
「兵隊さん拝みましょう兵隊さん拝みましょう」
「そうだフクチャンビルマから御国を遥かに拝みましょう」

(タイの巻)
「兵隊さん兵隊さんあれなあに」
「あれはユワナリユワチョンの若い元気な行進だ」
「兵隊さんチャイヨー兵隊さんチャイヨー」
「これはフクチャン覚えたねタイの言葉で万歳を」

(ジャワの巻)
「兵隊さん兵隊さんあれなあに」
「あれはトッケイ幸福の運を持って来るトカゲです」
「兵隊さんテレマカシィ兵隊さんテレマカシィ」
「これはフクチャン覚えたねインドネシアのありがとう」

(比島の巻)
「兵隊さん兵隊さんあれなあに」
「あれはカルマタ愛らしい小馬が引いてく馬車ですよ」
「兵隊さんありがとう兵隊さん左様なら」
「それじゃフクチャン左様ならマニラの街も日が暮れる」
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作詞 島田磐也
作曲 鈴木哲夫

南の天地肌に駆け
率いる部下は三千人
ハリマオハリマオ
マライのハリマオ

強欲非道のイギリス奴
天に代わってやっつけろ
ハリマオハリマオ
マライのハリマオ

命も要らぬ名も要らぬ
これぞ真実の大和魂
ハリマオハリマオ
マライのハリマオ

猛獣吼ゆる密林の
奥を住処に高鼾
ハリマオハリマオ
マライのハリマオ

銃火に俺が斃れたら
屍踏み越え君進め
ハリマオハリマオ
マライのハリマオ

屍は野辺に晒すとも
俺は男の名に生きる
ハリマオハリマオ
マライのハリマオ
作詞 清水みのる
作曲 利根一郎

雲が流れる遠い空
湖畔の風に小休止
母の便りを紐解けば
筆に懐かし故郷訛り

今日も幾キロ来たのやら
汗の滲んだ仮名文字に
忠義の文字ははっきりと
後れ取るなの声を聞く

故国離れて南海の
空も遥かに偲ぶ丘
母さん必ずやりますと
固く誓って睨む敵陣

千里山野を踏み越えて
今高原の星の下
幾度読んだ便りやら
胸に畳んでまた進む
作詞 竹内俊子
作曲 上原げんと

御先祖様から頂いた
日本男児のこの血潮
黒潮越えて行くからは
無駄にはしませんお母さん
待ってて下さい勝鬨を

産声上げたその日から
父が教えた教訓は
男と生まれて来たからは
一度は着せたいあの戎衣
武人の鑑となってくれ

太平洋の真ん中で 
敵の艦船沈めたは
俺が放したあの魚雷
戦果の影に父母よ
貴方の力があったのだ

戦い勝って戦友と
仰ぐ御稜威の軍艦旗
君の御稜威を思う時
日本に生まれた喜びに
熱い血潮が湧いて来る
大政翼賛会選定国民歌

今だ!忘れてなるものか
あの日の朝の感激を

そうだ!誓おう英霊に
頑張り抜いて勝ち抜くと

これだ!唸るぞこの腕が
戦う力作るのだ

敵だ!倒すぞ米英を
一億の手で団結で
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